観光バス乗っ取り

(11月4日)

アンジェロ 春山 勝美 神父
Fr.Angelo Haruyama Katsumi, OFM
haruyama@netvision.net.il

ギリシャで阪神交通社ツアーの観光バスが乗っ取られました。
事件を知ったのはイスラエル時間4日午後5時半のユロニュースでした。詳細が知りたくて部屋に戻り、コンピュータスイッチオン。この日の昼前に、やっと、読売と毎日のホームページのにアクセスすることが出来ました。すでに、日経と朝日のホームページは利用していました。
目指すは毎日の「速報10分ごとにアップダイト」でした。案の定、事件の発生から、阪急交通社本社で副社長が陳謝したとの官民あげての対応が報じられていました。


6時過ぎ、食堂での最初の話題はこの事件でした。イスラエルには観光旅行延期勧告が出たので、イスラエルを避けてギリシャに行き、事件に巻き込まれたのだ、との一致した見解となりました。(ただの話です)7時に日本からの短波放送があるので、部屋に戻ったら、ちょうどそのニュースでした。しかし、10分過ぎ、無事人質解放の速報があり、良かった良かったで、一件落着。

それにつけても、イスラエルで、ギリシャでの事件をユロニュ−スで知り、日本からの情報で確認しながら、リアルタイムで事件を見守ることが出来るコンピュータ時代に驚いています。そして、「見ない、聞かない、話さない」のふるき、よき時代の修道者の徳はどうなるのでしょう。